消化器内視鏡検査 | 徳島で人間ドックなら虹の橋病院

消化器内視鏡検査Endoscope

胃がんや大腸がんは初期にはほとんど自覚症状は見られません。
内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を行うことによって早期発見・早期治療が可能となります。
当院では最新の内視鏡システムを備え、消化器内視鏡学会専門医による安全で苦痛の少ない高精度の診療を心がけています。

New! AI技術を活用して開発された内視鏡画像診断支援システム「CAD EYE」導入!

ご希望の方は鎮静剤(セデーション)を用いた苦痛の少ない内視鏡検査が受けられます!

抗不安作用、催眠作用のある鎮静剤を静脈投与することにより苦痛の少ない内視鏡検査が可能となります。
鎮静剤を使用すると、比較的楽に検査を受けることができる一方、時に体質に合わないと呼吸が弱くなったり、吐き気やめまいを生ずることがあります。
ふらつきなどの症状もあり、検査終了後1~2時間以上は病院内で休んで帰っていただきます。
また、お車の運転はできません。
患者さまのご希望と体調に応じて検査担当医が判断して使用します。

胃内視鏡(胃カメラ)

内視鏡で食道・胃・十二指腸を観察します。
がんやポリープなど様々な病気を早期発見できます。
※費用の目安(3割負担の場合)4,000円~

経鼻内視鏡

当院では従来の経口内視鏡に加え経鼻内視鏡を導入しております。
内視鏡を受けたいけれど、検査がつらいと敬遠されている方は多いと思います。
経鼻内視鏡は嘔吐反応(オエッという内視鏡に伴う反射)がほとんどなく、検査中に会話も可能でずいぶん楽に受けられます。

※嘔吐反射が強い方には経鼻内視鏡をお勧めしますが、鼻腔が狭い方は鼻痛があるため経口内視鏡に変更していただく場合があります。
事前の診察時にご相談ください。

経鼻内視鏡のメリット

  • 吐き気が起こりにくい
  • 苦痛が少なく強い麻酔も必要なし
  • 検査中会話をすることも可能

大腸内視鏡(大腸カメラ)

大腸を詳しく観察する検査です。
大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)など大腸の病気を診断します。
希望により鎮静剤(麻酔や痛み止め)の注射をするとほとんど苦痛なく検査を受けられます。
また、必要により、ポリープ切除術も行います。
※費用の目安(3割負担の場合)6,000円~

内視鏡用炭酸ガス送気装置を用いて”お腹の張り”が軽減!

大腸内視鏡検査は苦痛を伴うため敬遠される検査ですが、その苦痛の一番の原因は検査中に腸内に入れる空気によって、おなかが張ったり気分が悪くなることです。
炭酸ガス送気装置では空気の代わりに炭酸ガスを大腸に入れます。
炭酸ガスは空気と違い体内で吸収されやすいため、検査後のお腹の張りがかなり改善します。
当院では炭酸ガスの送気装置(UCR)を導入し、より苦痛の少ない検査を行っています。

NBIやBLIを用いて食道がんや胃がん、大腸がんなど消化管がんの早期発見につとめています!

内視鏡の照射光の波長を特殊なフィルターを使って変えることにより、粘膜表層の毛細血管、粘膜微細模様の強調所見を得ることができるシステムです。
これまでの内視鏡検査ではほとんど発見の不可能であった、微細な病変を浮かび上がらせて発見することができます。
咽頭がんや喉頭がん、早期食道がん、大腸では平坦型病変などの腫瘍性病変の発見に有効とされています。
※NBI(挟帯域光観察=Narrow Band Imaging)
※BLI(Blue LASER Imaging)

AI技術を活用して開発された内視鏡画像診断支援システム「CAD EYE」を導入!

2023年4月に新しい内視鏡画像診断支援システム「CAD EYE」(富士フイルム社製)を導入致しました。
「CAD EYE」に搭載されている「EW10-EG01」は、AI技術を活用して開発された上部消化管領域の内視鏡診断を支援する医療機器として日本発の薬事承認を取得しています。
また、下部消化管用のAI「EW10-EC02」は大腸ポリープの検出支援に加えて、鑑別支援まで行いドクターの診断をサポート致します。

食道・胃・大腸の早期癌発見をより強力にサポート!

【特長】

上部内視鏡検査では食道扁平上皮癌疑い領域・胃腫瘍性病変疑い領域をリアルタイムに検出。下部内視鏡検査ではポリープの検出支援と鑑別支援を行う。

内視鏡検査中に自動で検出支援を開始。病変が疑われる領域を検出すると、リアルタイムにモニター上の対象領域を枠(検出ボックス)で囲って表示するとともに、報知音でお知らせ。医師に対して視覚・聴覚で注意喚起することにより、病変の検出を支援します。

「EVIS X1」

2021年3月に内視鏡システム「EVIS X1」(オリンパス社製)を導入しました。
「EVIS X1」は、内視鏡検査による病変の発見・診断・治療の質や検査効率の向上を目指した新機能を搭載し、消化器疾患の早期発見・早期診断・低侵襲治療に貢献します。

【特長】

EDOF(被写界深度拡大技術)、RDI(赤色光観察)、TXI(構造色彩強調機能)、NBI(狭帯域光観察)などの最新の技術で、がんをはじめとした消化器疾患のより高精度な検査や治療を実現

●TXI(構造色彩強調機能):病変の観察をサポートする画像処理機能
画像上のわずかな色調や構造の変化がリアルタイムで強調され、胃がんや大腸がんなどの病変部の観察性能が向上。

●NBI(狭帯域光観察):病変の悪性度や範囲の観察をサポートする画像強調観察機能
血液中のヘモグロビンに強く吸収される特定の波長の光を照射することで、粘膜表層の毛細血管や微細構造を強調表示。

●EDOF(被写界深度拡大技術)
近点、遠点それぞれにピントを合わせた2つの画像を合成することで、広範囲にピントの合った明瞭な観察画像を生成。

●RDI(赤色光観察)
深部組織のコントラストを形成し、深部血管や出血時の血液の観察性能が向上。

ご予約・ご相談

胃・大腸内視鏡検査やCT・MRI検査は電話による受付を行っています。
※検査の事前に診察をお受けいただくようになります

Tel.088-633-0800
(虹の橋病院受付)