高濃度ビタミンC点滴療法High-Dose Vitamin C IV Therapy

高濃度ビタミンC点滴は重篤な副作用が少ないのが特徴ですが、いくつかの症例が報告されています。
血管痛や静脈炎の可能性、また利尿作用があるため喉の渇きを感じることがあり、水分補給が推奨されます。
G6PD欠損症の方は高濃度ビタミンC点滴を受けると、溶血性貧血を引き起こす可能性があるため、初回の点滴前にスクリーニング検査を受けていただきます。
その他、吐き気や頭痛、低血糖での震え、尿路結石のリスクなどが報告されていますが、点滴速度の調整で改善される場合もあります。
体調や持病を考慮しながら慎重に判断し、ビタミンC点滴療法を受ける前に医師とよくご相談ください。

高濃度ビタミンC点滴を開始する前に、G6PDスクリーニング検査が必要となります。
G6PDは赤血球中にある酵素で、この酵素が遺伝的に欠損していると、高濃度ビタミンC点滴を受けた時に溶血発作を起こす可能性があるため、検査でG6PD欠損症が確認された場合、高濃度ビタミンC点滴を施術することはできません。
※2回目の施術からはG6PD検査は不要です。

心不全、肝不全、腎不全、重度糖尿病、妊娠中の方も高濃度ビタミンC点滴療法を施術することはできません。
その他にも医師が適当ではないと判断した場合、施術をお断りすることがございます。